【2020年の抱負】塩野七生さんの『ローマ人の物語』を毎年一冊ずつ読んで15年後にローマにいくぞ！

今週のお題「2020年の抱負」

こんにちは。Kakoです。
結婚するまでは
元旦に《今年の抱負》を言う
習慣がありました

どこの家でもやっているものだと思い
結婚して初めてのお正月に主人に
「今年の抱負は？」と
尋ねたところ不思議な顔をされたので
それからは尋ねなくなりました

でもわたしはこの習慣が大好きです

今日は10年ぶりに
《今年の抱負》を述べてみます

2020年のわたしの抱負
『ローマ人の物語』
どうして『ローマの物語』なの？
ローマは一日にして成らず
スペシャル・ガイドブック
おわりに

2020年のわたしの抱負

塩野七生さんの
『ローマ人の物語』15巻を
毎年一冊ずつ読むことを
2020年から始めたい！

ローマ人の物語（1）

posted with ヨメレバ

塩野七生新潮社 1992年07月01日

そして15年後にすべて読み終わったら
わたしはローマに行く！

これがわたしの今年の抱負

『ローマ人の物語』

『ローマ人の物語』は
塩野七生さんが毎年一冊ずつ
執筆していった歴史書です

書き始めたのは
1992年塩野さんが55歳のとき

書き終えたのは
15年後の2006年です

1年の大半をローマで過ごし
1年のうち執筆の時間は4カ月
残りの時間は勉強を

1日のうち午前中の５時間を
作業に当てていたそうです

どうして『ローマの物語』なの？

70代後半の知り合いが
毎年一冊ずつ読み続けた
『ローマ人の物語』を
数年前に読み終えた話を
してくれました

実は何度も途中まで読んでは
そのままになってしまった
『ローマ人の物語』

思いがけない再会となりました

ローマは一日にして成らず

『ローマ人の物語Ⅰ』のサブタイトルは

ローマは一日にして成らず

わたしはこの言葉が心の中に
すっとんと落ちてきたのは
高校生の2年生ときです

進学クラスにいた私は
毎日毎日行われるテストにうんざり

こんなのもうイヤダと
ぶつぶつ言っていたら
後ろに座っていた友だちが

「ローマは一日にして成らず」
とぼそってつぶやいたのです

長い歳月をかけてローマが
国としての枠組みを築き上げていく

ローマ人の不撓不屈の精神の積み重ねが
一千年以上のときを築き上げていく

今やっていること積み重ねたら
ローマみたいになれるよって
言われた気がしたのです

スペシャル・ガイドブック

『ローマ人の物語』には
スペシャル・ガイドブックがあります

1～15巻までの文章の抜粋と
ローマの写真がたくさん掲載されています

塩野さんのコラムもあり
どんなふうに執筆していたのかも
よくわかります

塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック