Kako's Reading Journal

~読書は人生の道しるべ~

『かいじゅうたちのいるところ』は怖くない!

こんにちは。Kakoです

子どもに絵本をえらぶとき
きっとこの本は子どもが嫌がるかなあと
わたしの感覚でえらぶと
良質な絵本を排除して
しまうことがあります

わたしの場合
かいじゅうたちのいるところ

まだ二人の子どもに
読んでいませんでした

かいじゅうたちのいるところ

でも
わたしはこの絵本が好きです


はじめて手に取ったときは
絵が怖すぎて読む気に
なりませんでした

はじめて読んだのは
【絵本を読み深める会】に
参加した時です

読み始めたら
一瞬にして主人公マックスに
自分が重なってしまいました

マックスは9歳の男の子

お母さんにおこられたマック
かいじゅうたちのいるところ
行くことになります

そこで楽しい体験をしたり
怖い体験をしたり

たくさんの体験をします

でもだんだん家に帰りたくなって、、、

マックスの気持ち
子どものときも
大人になっても
同じ気持ちになることがあって

喧嘩をしても
待っている人がいるって
いいなあと思うのです

もうひとつの訳がある!

かいじゅうたちのいるところ
1975年に じんぐうじ てるお さんが
訳した絵本です

それより先に訳されたのが
『いるいる おばけが すんでいる』

1966年にチームを組んで
意訳された絵本です
三島由紀夫さんも参加しています

いるいる おばけが すんでいる

五七調で意訳されています
とてもリズムがよく
聞いている方も読んでいる方も
気持ちがよくなります

こんな感じです

ざんぶりこっこ  いっしゅうかん
ざんぶりこっこが  いちねんかん
おふねは  やっと  つきました
おばけの  くにに  つきました

調子がとてもよくて音楽を
聞いているみたいです

残念ながら絶版

原作は1963年 コールデコット賞受賞

1963年にアメリカで出版された
”WHERE THE WILD THINGS ARE"は
翌年にコールデコット賞を受賞しました

コールデコット賞とは、、、
アメリカでもっとも優れた絵本に
おくられる賞です


絵本にシールが貼られています

「コールデコット シール」の画像検索結果

気にしてみてみると
コールデコット賞のシールが
ついている絵本に出会えます

以前紹介したアラン・セイさんも
1994年に受賞しています

★大島英美さん★

 『声に出して読む英語絵本

yamajikako.hatenablog.com

 

映画もあります!

かいじゅうたちのいるところ
2009年に映画化されています

見てもいいけれど、、、、
わたしはやっぱり絵本が
おススメです

東京子ども図書館

都営江古田駅(中野区)から
歩いて五分くらいのところに
ある《東京子ども図書館》で

かいじゅうたちのいるところ
訳が二つあることを知りました


図書館員の方が教えてくれました

www.tcl.or.jp
他にも訳者が違う絵本が
たくさん出ています

いつもと違う訳の本を
読んでみると

違和感を感じることがあります

今回に限っては
わたしはこの
かいじゅうたちのいるところ
『いるいる おばけが すんでいる』
どちらも好きになりました

 
★東京子ども図書館★
『おはなしのろうそく』

yamajikako.hatenablog.com

 

おススメDVD 世界絵本箱シリーズ

かいじゅうたちのいるところ
英語絵本はとても読みやすいです

もし絵本を
そのまま映像としてみたい場合は
YAMAHAの世界絵本箱(絶版)を
おススメします




Kakoでした。

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