Kako's Reading Journal

~読書は人生の道しるべ~

氷河期・超氷河期時代ごろに就職した人におススメめの本

お題「気になる番組」


こんにちは。Kakoです

本を読んでいる最中に
読み終わりが
来ないでほしい
願ってしまう小説が
またひとつ増えました

それは、、、

『路』by 吉田修一

吉田修一さんの
『路(ルウ)』です

作品の舞台は
1993~2007年ごろの
台湾
日本です

主人公の春香は
氷河期時代に
大手商社に
総合職として就職

台湾に新幹線を
走らせる事業に
携わることに
なります

1993~2007年

わたしは
氷河期の時代に
就職したので
主人公の春香とは
2学年違いですが
ほぼ同じ年代に
大学~社会人

同じ時代に
時を過ごした
ということが

この作品が
たまらなく
好きになった
理由だと思います

わたしも台湾に

わたしが台湾に
行ったのは20代半ば

主人公の春香が
台湾で働いたときです

妹の友人(日本人)に

台湾を案内していただき


妹と台湾に行き
妹の友人(日本人)に台湾を
案内していただきました

小説の中で
春香が台湾人に
台湾を案内して
もらったように

台湾の風や
台湾の匂いが
いまでも思い出されます

当時
全く気にして
いなかったのですが
日本の新幹線ための
建設が着々と
進んでいたのだと思うと

あのとき
もっと新幹線建設について
気にしていれば
違った世界を見れたのかも
知れません

そして
もしかしたら
商社に勤めていた友人は
この新幹線建設に
携わっていたのかも
しれないと思うと

惜しいことをしたと
思うのです

台湾と日本

作品の中に
退職しした年代の
勝一郎という
おじさんが出てきます

戦前台湾で生まれ
台湾で育った勝一郎は
友人の呂(日本名:中野)に
台湾で再会します

わたしは
アメリカに
留学したときに
勝一郎と同じくらいの
台湾人の曾さんと
もう少し年代が上の
台湾人のおばさんと
知り合いになりました

お二人は
戦前の日本の教育を
受けていたらしく
日本語が堪能でした

日本が去った後の
台湾は混乱
日本がいたときの
時代がどんなに
よかったかという話を
してくれたのを
覚えています

台湾の高校生の教科書

わたしは
台湾の歴史を
しりません

『詳細台湾の歴史』
みつけたので
読んでみました

台湾の
高校生の教科書には

日本のことがたくさん
書かれていました

何も知らなかったので
驚くことばかり

アメリカで知り合った
台湾の曾さんの話
(日本時代がよかった)
本当なのか
教科書からはうかがい
知ることはできません

もう日本時代の
台湾を知る人は
少なくなってきています

もっと聞いて
おけばよかったと
後悔しています

春香はいま
何をしているのでしょうか

会って話がしてみたいです

 

yamajikako.hatenablog.com


最後までお読みいただき
ありがとうございました
お役に立てれば光栄です!

Kakoでした。


--------------------------------------------------------
ブログランキング・にほんブログ村へ