Kako's Reading Journal

~読書は人生の道しるべ~

【保健室登校】 『死ぬんじゃねーぞ!!』

タイトルを見たときに思うわず
「死なないよ」
と言い返したくなるけれど、、、

「死なないよ」って言い返せるときって
どんな時かなあと考えてしまった

夏休み明けの登校日
長女は学校に行きたくなくて
しくしく泣きながら登校し
身体いっぱいの力を出し切り
教室の前で踏ん張ってました

私はその姿を見て
夏休みが終わる前後
「子どもの自殺が増える」という内容の報道

が頭をよぎり

「教室に入ること」よりも「命が大事」
こんなに嫌がっているんだから
行かなくていいんじゃない?と
強い思いが湧き上がってきました

『死ぬんじゃねーよ!!
いじめられている君はゼッタイ悪くない』

 

タレントの中川翔子さんの
経験と思いがつづられた本です

中川さんがいじめられていたことを
誰にも言えずに悩んだこと
読んでいてだんだんキツくなり
胸が苦しくなりました

もし自分の思いを伝えられたら
もし誰かが気にしてくれたら
もし誰かが聞いてくれたら

当時の中川さんは
つらい目に合わなくてすんだかもしれません

 


娘が「どうしてこうなっちゃたんだろう」って
思うこともあるけれど

「学校に行きたくない」と
強い意思表示を示さなければ
子どもへの接し方を見直したり
これからどんなふうに子供を見守り
寄り添っていくか考えることもなかったと
思います

中川さんには
「隣る人(となるひと)」
いて救われたらしい

隣る人とは
絶妙な距離感で見守り寄り添い続ける存在

中川さんにはあれこれ詮索したり
言いたくないことを聞かないでくれる
友達がいたそうだ

長女にもそんな友達がいて
彼らの存在があって
長女がすこしずつ元気を取り戻し
保健室や教室で明るく楽しく
過ごせるようになっています

ただ一緒にいて一緒に遊んでくれる
ときどき話を聞いてくれる
そんな「隣る人」

親もただ「隣る人」
いればいいのだと思う

最後までお読みいただき
ありがとうございました
お役に立てれば光栄です



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