岩田書店 一万円選書
5冊目は
『人質の朗読会』
人質、、、
人質という
言葉を耳にするたびに
どこか遠いところで
起きている出来事にしか
感じられません
身近に感じれれない
言葉だけれど
自分の身に起きたらと考えると
身震いだけではおさまらない
怖さを感じます
人質の朗読会
旅先で人質として
捉えられた8人
それぞれ8人が
自分たちのことを
綴り語り始めます
8人のはなしに
耳を傾けていると
(文字なので読むですが)
吹き出してしまったり
にやけてしまったり、、
読み続けていると
8人は人質であり
未来がどんなものに
なるのか恐怖でいっぱいだ
ということを
忘れてしまうのです
朗読というものは
こころを落ち着かせてくれる
何とも言い難い力が
あるのかもしれません
子どものころ
参加していた
【おはなしのろうそく】の
会を思い出しました
ドラマ
人質の朗読会は
ドラマにもなったようです
先に本を読んでから
見ることをお勧めします
活字で読むのと
ドラマを作った人たちとの
感じが似ているようで
似ていない部分が
あるからです
ドラマもよかったのですが
わたしは活字で
読んでいるときに感じた
緊迫感や静けさなどが
忘れられません
岩田さんより
岩田さんが
わたしにこの一冊を
薦めてくれた理由を
考えてみました
申込のときのカルテに
「これまでの人生で
うれしかったこと」という
質問がありました
簡単に口に出しては
いけませんが
わたしがこの
『人質の朗読会』の
場にいたならば
何を話していたのだろうかと
きっと
子どものころに
父や母と一緒に過ごした
些細なことを
きっと話すのではないかと
思うのです
最後までお読みいただき
ありがとうございました
お役に立てれば光栄です!
Kakoでした。
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