Kako's Reading Journal

~読書は人生の道しるべ~

【岩田書店:⑥冊目】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

こんにちは。Kakoです

岩田書店6冊目は
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 イギリスの中学生の話です

イギリスのこと

この本を読むまで
わたしはイギリスのことを

とっても品の良い
気高い国だと思っていました

エリザベス女王
ロンドン塔
バグパイプ
紅茶
文学、、、、

とっても
高貴なイメージばかりを
描いていました

『ぼくはイエローで
ホワイトで、ちょっとブルー』
読むまでは

 

どこの国も同じような、、

本来はあってはいけないこと
だけれども
どこの国にもある差別、、、

『ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー』には

イギリスでの差別に
直面する中学生が
さまざまなことを考えて
生きる姿が書かれています

日本の中学生は
イギリスで過ごしている
中学生とは異なっていて
差別に直面していることは
さほどない気がします

だからなのか
学校生活の中で
【差別】についての授業が
日本ではさらりという程度でしか
行われていないと
思われるのは
わたしだけでしょうか

意味のちがうのでは?

娘がいま教室で
「差別だ!」と
先生や同級生に言うのが
流行っている話を聞きました

その発言を取りまく様子を聞く限り
「差別」の意味を理解しておらず
「おかしい」というときに
「差別だ!差別だ!」と
言っているだけのように聞こえます

先生が
「差別」について話しても
理解できないのか
意味のちがう「差別」発言は
続いているようで
とうとう娘が
「差別」「区別」について
ノートにまとめ始めました

差別と区別

二つは似ているようで
まったく違う言葉です

ムスメによると

差別は
人を特徴などによって
分けて比べること
差別をうけることで
挑戦することができない
嫌な感情がある

区別は
物などを分けるけど
比べないし感情はない

そして
日本には憲法14条に
法の下の平等にも
書いてある!
って叫んでいました

このムスメの
考えを聞いていて

『ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー』
読んでいたわたしは

イギリスのように
日本も授業でも
多様性や共感について
考える時間が必要な
時代がやって
きているのではないかと
考えさせられました

岩田書店

どちらかというと
わたしはアメリカよりの
英語学習をしてきました

正直イギリスのことは
ほとんど知りませんでした

岩田書店の岩田さんから
おススメの本の中に
入っていなければ
『ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー』
手に取ることは
なかったでしょう

イギリスのことや
差別のこと
共感のことなど
考えるチャンスになったこと
岩田さんに感謝です

多くの人
とくに中学生に読んで
もらいたい本です

最後までお読みいただき
ありがとうございました
お役に立てれば光栄です!



Kakoでした。

 

#岩田書店 #一万円選書 #差別と区別
#ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

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